謎の中華屋

 夕方までダラダラして、神戸で色々観ることもなくヤマキファインアートに行って船井さんとジャニスに会えました。もう40になるけど、お金にならないのを承知で、純粋に作品をつくり続けてる人は本当に少ないから貴重な再会です。

 30過ぎ位までは悩んだり迷ったりしながらも、学生を長くやってたり大学に関わったりして何となく誰でも続けれるもんですが、収入や時間、作業場所、孤独とのたたかいとかで、だんだん減っていきます。
 続ける人が勝ちでもエラいわけでもなく、デザインや工芸とか違う道を見つけたりするのはその人次第で、それでいいと思います。
 
 自分のやろうとしてることがおもしろいと思えて、労力とかお金がかかって他のことが色々犠牲になっても、続けた方がいいと思うからここまで来たと私は思います。

 終わりがけにヤギが来て、ジャニス一家と別れて中華料理屋に行きました。
 メニュー全部に値段が書いてなくて、聞いてくれたら答えるっていうスタイルがちょっと怖かったです。テーブルによって値段が違っても有りなのかと思うと、連れてこられないかぎり行けないです。
 船井さんの「怪獣チビくん」は不在でしたが、走り回ってるところを影から見てみたいです。ダンナ様は、申し分の無いかなり感じのいい方で、美術にも理解があってちょうどいい人やと思いました。