シュッと

 今日はちょっと久々に木を彫って、テヅカヤマギャラリーの築山くんのトークに行きました。
 床置きの木の作品の大きさと立体特有の、ガツンと「在る」感じがもうちょっとほしかったので、どんな意図からこのサイズと制作期間になったのか、1回観たけど行ってみました。上品でシュッとした感じが大きなサイズのものでもあるのが、肉体を駆使した感がニオわない理由かもしれないです。

 昨日は、ギャラリー16の50周年リレートークに行きましたが、10年ごとに5日で50年を辿っていくのは、1日3時間程では時間的に厳しいです。
 大学に入る時にバブルが弾けて、バブル全盛から計画されてたと思われる「水戸芸術館」「芦屋市美術館」「丸亀猪熊美術館」「直島ベネッセハウス」「東京都現代美術館」「豊田市美術館」が次々オープンして、大学卒業の時期に岡本太郎さんが亡くなったのを思い出します。
 この10年は、作品の展示スペースというより売り買いを重視したコマーシャルギャラリーが増えて、品のある小ぶりでスタイリッシュな作品が増えました。
 売れる売れないに関わらないタイプのおもしろいものを観れることが減ったのが残念で、売ることを重視したインテリアデザインか?と思えるものが増えて残念です。

 とにかく、あと4ヶ月で40歳になるので、それまでに5キロ痩せてかっこ良くなりたいです。冷蔵庫を見ると、おそろしい高カロリーな飲み物が在りました。