魔法の輪

 朝早めに起きるのに挫折したので、有酸素運動の後、京都に行きました。
 京都市美術館は卒業制作展が順番に続いてて、今週は「嵯峨美」の週です。彫刻とか陶芸の学生は10人程度なので、大会場はスッキリしてました。会場はパーテーションで区切られていて、効果的なとことパーテーションが要らないとことがありました。おもしろいと思うアニメーションと立体作品がちょっとありましたが、おとなし目でした。

 この時期に京都市美術館に行くと、自分の卒業制作展の時の事を思い出します。大会場で建築!?と陶芸と立体が混在してて、ツメツメのすごい状態でした。学生時代は、うまくいかなくても勉強やなと今となっては思いますが、最後の半年程卒業制作にかけてるので4年制の美術大学は、ある程度観れる作品が多いです。

 ギャラリー16の「日高理恵子」さんの展覧会にようやく行けました。日本画出身で、美術の教科書に載っていますが、今回は鉛筆画でした。
 1980年代に描かれた、北海道の木の作品がすごく良かったです。

 大山崎山荘の展覧会も必見です。児玉画廊の中川さんの展覧会も観て、いつものひらかな館で「洋風トンカツ」を食べました。

 最近、魔法瓶の素晴らしさに気付いたので、今日も熱いお茶を持って出かけましたが、飲むたびにこぼれます。さらに、3時間ほどで「ぬるま湯」になりました。
 私は「ねこ舌」なので、このところ魔法瓶で5時間経っても熱いお茶を飲んでました。カバンの中もお茶がもれているのか湿っていて、一張羅の赤い犬のカウチンセーターも、お茶まみれになりました。
 原因は、シルバーの本体と栓の内側の「パッキン」を装着し忘れてた事です。夕方5時頃に気付いて、それからは常に縦にしてました。

 一割位こぼして無くなった気がします。「パッキン」の「ゴムの輪っか」が有るか無いかで、魔法がかかるかどうかが決まる事を知りました。