さよなら3月
とうとう3月終了。
考えてみたら、大阪の中学生に美術の授業をするようになって12年間、怒ってる時間がほとんどで、あのままいくと近々胃がんで死ぬか、心筋梗塞になってるかもしれないです。そんな大変やったことは、やる前から解ってることなので辞める理由じゃないですが、妖怪のような12年でした。
大阪は「ひったくりナンバー1」で、マナーもルールも守らないアグレッシブな人が多い「市」なので、予備軍ともいえる中学生の相手は全国レベルでみても大変です。公立中学は、どんな家庭の子も通う義務がある施設なので、大変なのを承知で公務員の先生に任せたらいいです。
私学は、少子化の影響で上位のところを除くと定員割れに苦しむところがほとんどで、集まった生徒を躾けれない所は崩壊していきます。わざわざ高いお金を払ってる保護者が文句を言いに来るのは目にみえてます。
美術の免許を持ってる人はおとなしい人がほとんどで、遊んだりする子どもをおさめれず、やる気がなかったりしてほっとく人が多いので、いつまでも美術の裾野が広がっていかないのが困ったもんです。
だいたいうまくできてない授業は、生徒じゃなく先生側の問題で、適性が無いせいなので、怒ってもきかないとか他人のせいにしないで、ナメられてる自分に向いてることを探したらいいんちゃうかと思います。
私は、さいわいナメられることがない美術にしては「強め」なので、もっと質のいいものをつくらせれたんちゃうかなと思います。