売り買いの場

 アートフェア京都に行きました。作品の売り買いのための「展示会」は、おもしろいものを観ようと売り買いとか考えずに展示する「展覧会」とは違います。
 購入に現実的じゃないサイズのものはほとんどなくて、小奇麗な人達が名刺交換しながら商談したりする合間を、学生がウロウロしたりしてます。国際会館は、通路が広めで出展料も高いせいか既に評価の定まった人のものが目につきました。小さいものは、小奇麗な「インテリア」みたいなのが多くて、小さくていいものが少ないです。松本ヒデオさんの作品が観れてよかったです。あとは、東京の目黒の「ユカリアート」のが良かったです。
 あれだけ「売る!!」とこで、売ろうとする人と売れるんじゃないかと思う作り手が出品して売れそうにもなかったら、ツラいやろな。そんなん考えんと本当につくりたいものをつくって、後から色んなことが付いて来たらいいけど。
 ホテルモントレは、限られた展示場所で混んでる時間帯は何か観れる状況じゃないです。兵庫のギャラリーからの磁器の作品と、中村くんっていう着色された薄い木のが良かったです。大阪芸大彫刻出身みたいでした。
 ガラムマサラが懐かしいと思って行ってみましたが、店が移転して、雰囲気も違うし場所も違うし、味も違って何も懐かしくない結果になりました。

 5/3、丹波年輪の里に参加します。http://nenrin.org/010bosyu/post_613.php