幼稚園の頃の夢は

首はまだ治りきってません。左ななめ上を向くのがきびしいですが、たぶん金曜には治って、週末は首がグルグル回って遊べるハズです。

 写真は、四天王寺の五重の塔です。私が通っていた「五条幼稚園」は、図画工作に熱心で写生会をよくしていたので、近所の四天王寺に絵を描きによく連れて行ってもらいました。私は4歳に成り立て位に「画家になるよ!」とまわりに報告してから、美術以外の道に進もうと思ったことがありません。

 五重の塔は当時から私のお気に入りの物件で、画家やな!と思ったきっかけになるモチーフでもあります。父の月命日に毎月21日は四天王寺に行きますが、弘法さんの日でもあるので屋台や出店がいっぱいで、五重の塔も公開しています。
 幼稚園の入園の日私は、人見知りのせいだと思いますが、ずっと下を向いて泣いていました。今の性格からは考えられませんが、それから何日も毎日誰にもいじめられてもいないのに、幼稚園の前で母と別れる時からずっと泣いていました。でも図工が得意だったことと鉄棒を頑張ったことをきっかけに泣かない子になって行きました。私の幼稚園での思い出は、図工と泣いていたことだけです。
 あきらめが悪くて粘り強い性質は、変われへんな…と五重の塔を見ると実感します。