なつかしの卒業制作

今日は、神戸大学発達科学部の卒業制作を観にCASOに行きました。6人で絵画3、立体3でしたが、学外に展示するのが厳しい状態のものは、今年はありませんでした。片岡さんと佐藤さんと浅野さんの作品に興味が持てました、佐藤さんのはもっと壁から離れた真ん中に近い所に設置が可能な方法を考えたら良かったと思います、あの状態をキープする為にどんどん壁に近寄って行ったように見えてしまいます。片岡さんの空中に出てからの部分が何か他の形や方法があったんちゃうかと思いました。6人共、やっとここからやなと思います。以前教育学部だった学部ですが、今は実技の授業時間が極端に少ないこともあるかもしれませんが、自分の自由になる時間をどんな形であれ『美術』の為の時間に使う人をあまり見ません。
 今ちょうど8ちゃんねるで、「春高女子バレー」の番組をやっているのを観ているところですが、大学生も必要な授業以外は、本来1番好きで研究したかったことをクラブ活動をやる高校生のようにやればいいだけやのにと思います。高校の時大学でどういうことを最優先させるか、ちゃんと具体的に考えてないと4年間はすぐに終わります。大学で何に打ち込んでいたか答えれる人は魅力的です。
 カメラを首からぶら下げて行ったのですが、神戸大の子達の展示を撮るのを忘れてしまったので、ホームページでも観れますが、私の卒業制作の写真でお楽しみ下さい。


 制作期間 : 107日だったと思う。(10月初め〜1月3週目)
 制作費  : 40万は、かかった。
 素材   : アルミニウム、鉄、樹脂
 溶接距離 : 8.5km
 サイズ  : 3500mm×2300mm×1500mm
初めて使うアルミニウムは、高くて溶接が難しくてうまくいかなかったので、最初の2ヶ月は失敗しかしませんでした。でも、助手のイヌイさんに色々アドバイスをもらったおかげで、何とかしました。私がものをつくる基礎体力は、この宇宙人のような卒業制作で育まれました。
 あたりまえのことですが、我ながらよくがんばりました。