ギャフンとか

今日は早起きして会議に行きました。新人が15人位来ていましたが、年々若い人が多くなっています。
 50代後半の先生を1人雇うのと比べると、20代半ばの人を3人雇う方がコストがかからないそうです。私学の助成金が変わってからは、色んなしわ寄せ(ほとんどお金がらみ)が来てます。私は、大学や専門学校と違って、中学校や高校はだいたいの人は通うハズなので不況の悪影響はまだマシだと思ってやっています。
 他人の頼んで来たものを他人のお金でつくったり、意にそぐわないものをデザインする事があるのじゃなく、有名になるとか売れっ子になるとかあざとい事を考えずに純粋につくりたいものをつくるには、他の手段でお金を得れるようにしておかないとやっていけません。そう考えると、先生業が自分に出来そうな事で良かったなと思うし、制作時間が確保出来ます。全くの新卒は採用してないので少しだけ経験がある人達ですが、うまくやってほしいです。
 大人と違って中高生は、新人だからとか若いからとかで長い目でみたり、多めにみたり、やり易いように手加減とかしません。逆に『 ギャフン 』というような事をわざわざやって来たりします。私は「ギャフン」とか言わなかったですが。
 来週放送の「わが家の歴史」を観るのが楽しみです。わが家の歴史の一部分の「佐藤浩市さん」の写真を見ましたが、「カツラ」に見えました。
 2009年6月のある日、1つ年上の先生が突如「カツラ」を付けて学校に来てしまいました。確かに気にしてる様子だったし、ちょっと早めやなと思ってはいましたが、昨日まで頭頂部がかなりきてた人が、どちらかというと髪が多くなっているのは、今まで剃ってて伸びたにしても一晩やし、ヅラ以外ありえませんでした。
 当然中高生は、見た瞬間に走って行って『なんでヅラはめて来たん??』『いくら位でカツラ買ったん?』『ハゲの時の方が良かったよ』と言って、休み時間のたびに人だかりが出来ました。でも絶対に同僚の大人達は、何事も無かった様にふるまいました。
 大人になると、何事にも時期やタイミングは重要で、ズレると周りの神経を使ってしまいます。