円錐を削る

  今週のお仕事終了♪  新年度1週目はやることが多かった。月、火は比較的気分的にマシで水、木はしんどい1年やな、これは。
 鉛筆をカッターで削るのは、157人中1人だけ指を刺しました。教材のセットを配って名前を書かせて、最後の20分位で両手で削る削り方を教えて「六角柱の先3cmを円錐に削る」をしましたが、1本削りかけるのがやっとです。5本削る練習をするので、「美しく円錐に削る」課題は来週までさせます。うまく削れたものを1本ずつ提出させて、チェックします。1人で中学も高校も担当すると、教材を選んだり備品や課題を決めるのも自分で決めれます。自分で全て決めれる事が魅力かなと思います。
 芯が1センチ位、木が2センチ位見えるように仕上げると言っても、だいたい見当がつく子は残念ながら少ないです。勘が働かず、測らずに長さが解らない子が多くて困ったもんです。
 私は、小学校から高校まで、美術の事に関して先生の言う通りにしませんでした。「何色が良いか」「どんな形にした方がいいか」「どんなデザインがいいか」先生がアドバイスすると、この人が思い付くような事を実行してる場合じゃない!!と新たな案を考えてました。先生のセンスを信用なんてしなかったし、もっと面白い事を考えれないとアカンな、と思ってました。
 でも、「この色がいいんちゃう」「こうしたらいいんちゃう」「考え直したら?」と私が言うと、即座に従う子がほとんどです。「言うこと聞かんと自分で考えたらいい」と言っても、さらに何をしていいのか解らない子が多くて、自分の子どもの頃と違い過ぎて実は不思議です。
 明日からの3日間は、素材の事や具体的な計画を決めるのに重要な時間です。
 写真は、かっこいいカメラケースです。おじいさんが持ったら渋いなと思うので、犬のおじいさん登場です。カメラのレンズがライカなので「Leica仕様です」