4年は短いのに

  昼過ぎにまず山科の樹脂屋さんに行きました。実際に実験していて他と比べてかなり安いので学生時代からの付き合いです。定価の6割程安いものがほとんどでとてもいいおじさんですが、やり取りにものすごい時間がかかって、携帯電話では通話料が気になる程なので、直接行きました。余談をゆっくりと話すので、心に相当な余裕が無いと無理やなと再確認しました。結局1時間程かかって、聞きたかったり見たかったサンプルが見れました。
 「山本基」さんの八坂神社のそばの展覧会に向かいましたが、ギャラリーの名前を書いたメモを忘れた上に、ホームページで見た地図が判りづらくて「カン」では辿り着けずに、神社の中や周りを彷徨って30分で諦めました。ほとんどの場合私は、地図や図を1回見ておくと「カン」で目的地に行く事が出来るのですが、脳が受け付けない地図でした。
 気を取り直して京都造形大に行くと、名和くん、椿さん、鈴鹿さんのトークの終盤でした。名和くんと話してスタジオ!?ファクトリー!?「サンドイッチ」を近い内に見に行ってみる事にしました。なんか名和くんは、随分あかぬけた雰囲気になっていました。
 造形大は、意欲的な学生が自分の制作に時間のある限り取り組めるのか、不思議なシステムです。学科再編やコース変更等が頻繁にあって、学生の為の教育機関であるという根本が徹底的に揺れ続けています。学生時代は、既に実績のある人の制作を手伝ってみたいもので、時間を取られて自分の制作が出来ない事がとても危険です。自分の制作に役立つ事があったとしても、相当割り切って横の繋がりを利用する人じゃない限り偉そうになって実力と現実が伴わない事にもなります。バイトとして材料費に還元出来ればとてもいいと思いますけど。自分の事する時間が無くて困っても、学生時代みたいに失敗しても大丈夫な時間は帰って来ません。
 16に行って、井上さんに山本さんのを観れなかったギャラリーの場所を聞くとカンでこの辺かと思ってた位置で、2回も前を通ってたにも関わらず看板が出て無かった事が判って残念でした。
 気を取り直す為にも、北白川別当町の近くでピカソとお揃いのシャツを買いました、いつものように喜んで店から着て帰りました。靴やカバン、服を買うと早く使いたいのでだいたい店から身に付けて帰ります。
 写真は、チキンのニンニク焼きです。ロールカツよりは低カロリーです。