本来の姿

  今日はそんなにいい日じゃなかったです。母が東京に3日間行ってしまったので、家で出来そうな作業をしています。松屋町に行ったら大概の店は閉まってましたが、行きつけの風船屋さんは開いていたので、本当は80センチのを買いに行ったのですが、売り切れで150センチまで膨らむ風船を買いました。

 乾くのを待つ間にジムに行って、帰りに豊中にある『福将軍』に行ってラーメンを食べました。3年ほど前に、大阪外大出身の人におしえてもらって行って以来、1番好きなラーメンです。

 帰り道新御堂を南に向かおうとすると、飛行機雲が2本きれいに空色に白い線を描いてました。しばらくするとラジオから「浪漫飛行」がかかって、伊丹に向かう飛行機が目の前を通り過ぎました。タイムリーな瞬間は魅力です。
 風船を手動の空気入れで必死に65センチ位に膨らましてクリームを塗って、型取りを早速始めました。

 だんだん隙やヒマが無くなって来ました。でも、それが私の本来の時間の使い方です。美術館と違ってギャラリーは無料ですが、にわかに体裁を整えたものや、徹底した事を感じられないものは人前に出すのは失礼やし、足を運んだ事を後悔させます。
 みせれるものをつくるには、時間や余力は無くていいんです。