エアコンなど

 作業場を何とか快適にしたいと思い続けて11年ですが、このところ共同スタジオとかオープンスタジオで公開されてる事が結構あるので、京都藝術の関連で「淀スタジオ」に行ってきました。
 「アーティストが制作の現場に求めるものとは?」というトークイベントがあって、亀井くんとか岡田くんが借りてる京都競馬場の近くの作業場です。「スタジオ」と「作業場」は聞こえが違います。私のは「作業場」で今日行ったのは「スタジオ」です。以前の名和くんのスタジオだったところを7人で借り始めたそうで「エアコン」がありました。

 私の負の作業場より狭かったですが家賃は8倍位でした。きれいで快適そうで、35歳から25歳までと幅広い年齢で借りてるらしくて、孤独も感じないかもしれません。
 他人と共同で場所を借りることは、しばらく前まで考えられませんでしたが金銭面でも精神面でもいい事も多いなと思うようになりました。
 色々見に行っても、広さとか汚してもいい事とか音とか周りの環境は、今の負の作業場よりいい所は少ないです。「1万5千円」なんて誰も信じない位安いし、そうでなければ私は、今まで借り続けれて無かったやろなと思います。今日はトークに名和くんも来てたので、負の作業場の写真を見せて問題点とか話しましたが、値段に驚いてました。リフォームや今のスタジオの改装にかかった値段を聞いてすごいなと思って、やっぱり今の所を動くべきじゃないなと再確認して帰って来ました。
 名和くんは忙しく制作に追われ続けるので、時間に追われるのは危険やと話ました。売れたり有名になると、お金は集まりますが色んなメリットを求めて人が寄って来て、信頼できる人は意外と少なくなるし怖いもんやとも思います。
 今のスタジオには、もちろんエアコンもあってウォシュレットとか付いたトイレもあるみたいです。スタッフもいて会社になってるので、自由は無さそうです。