助手のバレンタイン

 月曜日、目が覚めた瞬間ゾッとします。
 ゾッとするのは中高生の相手をする事に対してです。大阪芸大で働いてた時は、休みの日も行って作業してたのもあって、週の始まりに全くゾッとしませんでした。自分の制作の事だけ考えていれたので、スキを見てバイトをして、休日とかお金が無くても何のストレスもありませんでした。
 残念ながら、今は授業の内容以前に、ケンカしたり暴れたり騒いだりしないように過ごさせる事が第一で、相手にする人数が多くて眺めてるだけで疲れます。私はセットの教材とか使わずに、絵とか紙の上で終わるデザインとかじゃなくて、木を削って食器とかスプーンとかを作ったり、石を彫ったり、粘土で、どうするか制約をほとんど与えないで考えさして実行するとか、便利な道具とかを使わせない地道でアナログな課題がほとんどで、時代の流れに逆らってます。
 制約が無いと何も出来ない子が年々増えていくので、どうしたらいいのかまず悩んでる様子です。ちゃんと悩むまでしばらく様子をみます。結構スパルタです。
 バレンタインはいつも、チョコレートを10個はもらいます。手作りのは傷むので当日持って帰ってちょっとだけ食べて、誰かが食べたりします。手作りじゃないのは傷むのが遅いので何ヶ月かあったりします。
 助手のバレンタインです。

 雪は意外と何時間かでとけました。

 大阪の人は運転が巧い人が多いですが、雪に慣れてないので、自分は大丈夫でも周りの車が怖いです。私のエクストレイルは、今まで結構「とばっちり」を受けてきてます。