電源いらずについて

 今月で沖縄に行く友達と数人でゴハンを食べる事になりましたが、さらに知り合いのはからいで、焼肉をごちそうになりました。仕事先以外で美術に関係のない知り合いが出来づらいので、ジムの人は貴重な集まりです。
 急だった事と、ちょっと遠かったので人を乗せて車で行きました。焼肉を食べてビールを飲まないのは、私にとっては相当なガマンが必要です。

 結婚して沖縄に行く子も含めて医者や看護師じゃなくても医療関係の仕事の人も多いので、これからおそらく不況が続くと思いますが、どんな時代でも医療関係は1番必要やし、そういう事も見越して職に就いてるようなので災害についてや原発についてもしっかりした意見を持っています。

 学校関係の仕事は、どんな時代が来ても義務教育は存続すると思いますし、今の時代、高校まではほとんどの人が進学するので不況でも何とかなりそうです。高校生が大学を選ぶ時、不況のせいだと思いますが、どういうところに就職してるかとか資格を取れるかが重要になってます。資格を取れるのが「売り」の大学はドンドン増えてますが「資格=仕事に就ける」じゃない事を解ってない人が多いです。
 栄養士や教員免許、2級建築士とかインテリアコーディネーターとか、持っててもなかなかなれません。勉強がある程度出来る子は、国公立大学に出来れば行きたがりますが、私立大学の方が就職の面倒見はいいし就職率も高いところが多いです。美術系でも教員免許とか学芸員とかほとんど「枠」が無いし、最近はパソコン使った色んな資格も取れるところが多いですが「資格=仕事に就ける」じゃないのを解っといた方が身の為です。

 医療系とか警察、消防以外は、18時以降電気消して家に帰るとか、全国的にしてみたら相当な節電になると思います。日本全国の原発を出来るだけ使わないようにしたら無理が無いし、ソーラーパネルも付けて、なるべく昼間の明るい内に用事は済ませて暗くなると家に帰ったら、有意義な時間が過ごせるし健康な人が増えそうです。「電源を使った残業」は、健康にも環境にも悪すぎるので、やめたらみんな幸せになると思います。この15年程で、「仕事=まずパソコンを開く」っていう電源に頼る人間が増えたのは、特に良くないです。
 紀伊勝浦とか青森とか福井に旅行に行って、夜19時前にはほとんどの店が閉まって、真っ暗でみんなこんな時間からどこで何してるんか…と思いましたが、そういうのが本来の姿になればいいと思います。仕事に追われず、心を亡くさなかったら、色んな事がうまくいきます。