修行

 21日なので帰りに四天王寺にも行って、さらに京都にも行きました。
 
 新宮の展覧会を何とか観れました。



 刳りものなのでノミ跡が残っていたりするのも良かったです。角にあった大きな鉢が良かったですが、最終日なので数が減っていました。大学を卒業してから、漆と木工の修行を10年近くして、かっこいいものつくるようになってんなぁと思いました。
 師匠とか親方とか弟子とかいう言葉が簡単に使われている事がありますが、修行中はお金も最低限しか無いですし、自分の思うものををつくるんじゃなく親方のものをつくります。相当ガマン強くないと出来る事じゃないです。
 パソコンで何かをつくる職業の人は、キーボードとかマウスの操作が多いので、プラスチック製品を触ることになります。木でも土でも紙でも、材料に触れて考えてないので、手で何かをつくっている「ものづくり」というわけでは無いといつも思います。
 さらにFrau Pilzに寄りました。ドイツにパティシエの修行に行って、店をやっています。「かおる」は大きいので、見た目3歳のような感じはしませんが、口の周りにクリームを付けた顔がツルツルな3歳です。

 ドイツでは、時間になったらお客さんがそこまで来てても店を閉めるらしいです。休む事にに対しての考え方が日本と海外とではだいぶ違います。
 ギャラリー16で安喜さんに偶然会って、連休の最後に豊田とか、愛知県芸サテライトギャラリーに行く事になりました。何かいい話募集です。
 連休は、新宮の工房も観に行く予定です。